ポリリズム

複数のリズムパターンを同時に重ねる技法

ポリリズムは、異なるリズムパターンを同時に演奏する技法です。

基本的なポリリズム
- 2対3(ヘミオラ): 2拍子と3拍子を同時に → 最も基本的
- 3対4: 3連符と4分音符を同時に
- 4対3: 4つ割と3連符

身近な例
- 右手で3拍子、左手で2拍子を叩くと「タカタ・タカタ」
- 6/8拍子と3/4拍子は同じ長さだが分割が違う(ヘミオラ)

活用される音楽
- アフリカ音楽(ポリリズムの宝庫)
- ラテン音楽(クラーベのパターン)
- プログレッシブロック
- ミニマルミュージック(Steve Reich等)

複数のリズムが交錯して生まれる独特の揺れが、音楽にダイナミックな立体感を与えます。

サウンドデモ

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ピアノで試す

ファ

この理論が使われている楽曲

実際の楽曲でこの理論がどう活かされているか確認しましょう。

1

ポリリズム

Perfume (2007)

タイトル通りポリリズムをテーマにしたJ-POPヒット。イントロで3対4のポリリズムが体感できる。

2

Kashmir

Led Zeppelin (1975)

ギターの3拍子フレーズとドラムの4拍子が交錯するロックにおけるポリリズムの名例。

3

Clapping Music

Steve Reich (1972)

2人の手拍子によるミニマルミュージック。フェイズシフトによるポリリズムの原理を体験。

4

Africa

Toto (1982)

イントロのマリンバがポリリズム的パターンを演奏。アフリカ音楽へのオマージュ。

この理論を使ったデモ曲

理論がどのように実際の音楽で使われるか、聴いて確かめてみましょう。

2対3のポリリズム(ヘミオラ)

上のパートが3拍子、下のパートが2拍子。同時に鳴ると独特のうねりが生まれます。

BPM 100
🥁3拍子パート
🎹2拍子パート
🎸ベース