パワーコード

ルートと5度だけの力強いコード

パワーコード(5thコード)は、ルートと完全5度の2音だけで構成されるコードです。3度がないため、メジャーでもマイナーでもない中立的な響きです。

構成: ルート + 完全5度(+オクターブ上のルートも多い)
C5 = C - G(- C)

特徴
- 3度がないため長短の区別がない
- ディストーションとの相性が抜群
- ロック・メタルのエレキギターで最も多用されるコード形
- シンプルだが力強い響き
- 並行移動(全てのポジションで同じ指の形)が可能

パンクロックからヘヴィメタルまで、ロック系ジャンルの基盤となるコードです。

サウンドデモ

C5
F5
D5
C5

ピアノで試す

ファ

この理論が使われている楽曲

実際の楽曲でこの理論がどう活かされているか確認しましょう。

1

Smells Like Teen Spirit

Nirvana (1991)

パワーコードのリフが90年代グランジの象徴。F5-B♭5-A♭5-D♭5の進行。

2

Smoke on the Water

Deep Purple (1972)

ロック史上最も有名なリフ。パワーコードの力強さを体現した楽曲。

3

Iron Man

Black Sabbath (1970)

ヘヴィなパワーコードリフがメタルの原型を作り上げた名曲。

4

Blitzkrieg Bop

Ramones (1976)

パンクロックの定番。4つのパワーコードの高速チェンジ。