ディミニッシュコード (dim)

短3度を重ねた緊張感のあるコード

ディミニッシュコード(dim)は、短3度を等間隔に重ねた対称的な構造を持つコードです。

ディミニッシュトライアド (dim): ルート + 短3度 + 減5度
Cdim = C - E♭ - G♭

ディミニッシュセブンス (dim7): ルート + 短3度 + 減5度 + 減7度
Cdim7 = C - E♭ - G♭ - B♭♭(=A)

特徴
- dim7は短3度の等間隔で構成されるため、3つの転回形が全て同じ構造
- 12音中、dim7コードは実質3種類しか存在しない
- 経過和音やドミナント代理として頻用
- クラシック、ジャズ、映画音楽で緊張感・不安感の演出に活躍

使い方:パッシングディミニッシュ(例:C → C#dim7 → Dm7)が定番。

サウンドデモ

Cdim
Cdim7
C#dim7→
C (解決)

ピアノで試す

ファ

この理論が使われている楽曲

実際の楽曲でこの理論がどう活かされているか確認しましょう。

1

Michelle

The Beatles (1965)

ディミニッシュコードが半音階的な動きの中で使われ、フランス的な洗練された雰囲気を演出。

2

God Only Knows

The Beach Boys (1966)

パッシングディミニッシュが楽曲に複雑で美しいハーモニーを与えている。

3

Still Got the Blues

Gary Moore (1990)

ディミニッシュコードがブルース進行の中で緊張感のあるアクセントとして機能。