サスペンデッドコード (sus)

3度を2度や4度に置き換えた浮遊感のあるコード

サスペンデッドコード(sus)は、通常のトライアドの3度の音を2度や4度に置き換えたコードです。

sus4: ルート + 完全4度 + 完全5度
Csus4 = C - F - G(3度のEがFに上がる)

sus2: ルート + 長2度 + 完全5度
Csus2 = C - D - G(3度のEがDに下がる)

特徴
- 長3度も短3度もないため、メジャーでもマイナーでもない浮遊感
- 解決したがる性質(sus4 → メジャー/マイナーなど)
- 「保留された」(suspended)という名前の由来
- ポップス・ロックではsus4→メジャーの解決が定番

7thを加えた7sus4(例:C7sus4 = C-F-G-B♭)もよく使われます。

サウンドデモ

Csus4
C (解決)
Csus2
C (解決)

ピアノで試す

ファ

この理論が使われている楽曲

実際の楽曲でこの理論がどう活かされているか確認しましょう。

1

Pinball Wizard

The Who (1969)

sus4コードの解決を繰り返す印象的なイントロ。ロックにおけるsusの定番使用例。

2

Every Breath You Take

The Police (1983)

Asus4→Aの解決がイントロのアルペジオで効果的に使われている。

3

Tom Sawyer

Rush (1981)

sus4コードのパワフルなリフが楽曲の推進力を生んでいる。

4

Hard to Say I'm Sorry

Chicago (1982)

sus4→メジャーの解決が感情的なサビを演出するバラード。