ケーデンス(終止形)

フレーズを締めくくるコード進行パターン

ケーデンス(終止形)は、フレーズや楽曲を締めくくるコード進行のパターンです。

主要なケーデンス

- 完全終止(V → I): 最も強い解決感。曲の終わりに使われる
G → C

- 変格終止(IV → I): 「アーメン終止」とも。穏やかな解決
F → C

- 半終止(→ V): ドミナントで止まり、続きを期待させる
C → G(で一時停止)

- 偽終止(V → VI): 予想を裏切る意外な展開
G → Am

ケーデンスを理解すると、楽曲の構造やフレーズ感を意識した作曲ができるようになります。

サウンドデモ

V: G
I: C (完全終止)
IV: F
I: C (変格終止)
V: G
VI: Am (偽終止)

ピアノで試す

ファ
ファ

この理論が使われている楽曲

実際の楽曲でこの理論がどう活かされているか確認しましょう。

1

Hey Jude

The Beatles (1968)

V→Iの完全終止とIV→Iの変格終止が効果的に使い分けられた名曲。

2

Creep

Radiohead (1992)

偽終止(V→VI的な動き)が楽曲の「裏切り感」を生み出している。I→III→IV→ivの進行。

3

Let It Be

The Beatles (1970)

変格終止(IV→I: F→C)がゴスペル的な「アーメン」の響きを生む。