王道進行(IV→V→IIIm→VIm)

J-POPで最も使われる感動的な進行

王道進行は、J-POPのサビで最も頻繁に使われるコード進行です。

基本形(Cメジャー):F → G → Em → Am
IV → V → IIIm → VIm

特徴
- サブドミナント(IV)から始まるため、いきなり「動き」がある
- V→IIIm で偽終止的な意外性
- IIIm→VIm で哀愁のある解決
- 明るさと切なさが同居する、日本人好みの響き

バリエーション
- IV → V → IIIm7 → VI(VIをメジャーにして明るく)
- IVmaj7 → V7 → IIIm7 → VIm7(セブンスで洗練)
- IV → V/IV → IIIm → VIm(ベースペダル)

この進行を知るだけで、J-POPの半分以上のサビが理解できるとも言われます。

サウンドデモ

IV: F
V: G
IIIm: Em
VIm: Am

ピアノで試す

ファ

この理論が使われている楽曲

実際の楽曲でこの理論がどう活かされているか確認しましょう。

1

小さな恋のうた

MONGOL800 (2001)

王道進行を使ったストレートなロックナンバー。青春感あふれるサビの定番。

2

残酷な天使のテーゼ

高橋洋子 (1995)

サビで王道進行を使用。アニメソングの金字塔。

3

瞳をとじて

平井堅 (2004)

王道進行の切なさを最大限に活かしたバラード。

4

HANABI

Mr.Children (2008)

サビの王道進行にテンションを加えた洗練されたアレンジ。

5

紅蓮華

LiSA (2019)

王道進行のバリエーションを使った力強いアニメソング。