五度圏(サークル・オブ・フィフス)

12のキーの関係を表す円環図

五度圏は、12のキーを完全5度(7半音)の関係で円環状に配置した図です。音楽理論で最も重要なツールの一つです。

時計回り(5度上行):C → G → D → A → E → B → F#/G♭ → D♭ → A♭ → E♭ → B♭ → F → C

活用法
- 調号の把握: 時計回りに#が1つずつ増え、反時計回りに♭が1つずつ増える
- 近親調: 隣り合うキーは近い関係(転調しやすい)
- コード進行: 反時計回り(4度進行)は最も自然なルートモーション
- II-V-I: 反時計回りに3つ連続 = ツーファイブワン

五度圏を覚えると、キー・コード進行・転調の理解が一気に深まります。

サウンドデモ

C
F
B♭
E♭
A♭

ピアノで試す

ファ

この理論が使われている楽曲

実際の楽曲でこの理論がどう活かされているか確認しましょう。

1

I Will Survive

Gloria Gaynor (1978)

五度圏を反時計回りに進むコード進行(Am→Dm→G→C→F→Bdim→E)が見事。

2

Fly Me to the Moon

Frank Sinatra (1964)

4度進行(五度圏の反時計回り)で構成された美しいコード進行の教科書。

3

白日

King Gnu (2019)

転調を多用した楽曲。五度圏上で近い関係のキーへの転調が自然な流れを作っている。