ホールトーンスケール(全音音階)

全音のみで構成される浮遊感のあるスケール

ホールトーンスケール(全音音階)は、全ての音程が全音(2半音)で構成される6音スケールです。

構成音(Cホールトーン):C - D - E - F# - G# - A#
音程: 全て全音

特徴
- 半音がないため、解決感(トニック感)がない
- 夢のような浮遊感、不思議な雰囲気を生む
- ドビュッシーら印象派の作曲家が多用
- 12音中6音なので、ホールトーンスケールは2つしか存在しない
- オーギュメントトライアド(増三和音)と密接に関連

映画音楽やゲーム音楽で「夢の中」「異世界」を表現する際にも使われます。

サウンドデモ

C
D
E
F#
G#
A#
C

ピアノで試す

ファ

この理論が使われている楽曲

実際の楽曲でこの理論がどう活かされているか確認しましょう。

1

Voiles (帆)

Claude Debussy (1910)

ホールトーンスケールを主題として使った印象派音楽の代表作。浮遊感ある響きを堪能できます。

2

You Are the Sunshine of My Life

Stevie Wonder (1973)

イントロでホールトーンスケールが使われ、夢見るような導入を演出。

3

Zelda "Lost Woods" テーマ

近藤浩治 (1998)

ゲーム音楽でのホールトーン的な響きの活用。不思議な森の雰囲気を表現。